2020年– date –
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建築のデザイン ~ONとOFFの空間づくり~
これまで様々な用途の建物を設計してきましたが、研修施設については連続するように3つの研修施設の設計をさせていただきました。集中力を一定時間“ON”として研修とするためには、休憩時間などの“OFF”が必要で、設計においては”ONのための空間“に対して、”OFFのための空間“をどのように準備するかが重要です。 -
監理段階で描いたスケッチ
新型コロナウィルスによる外出を控えた生活の中で、家の中の整理や片づけをしていた人も多いと思います。整理や片づけをしているとその中で懐かしいものが出てきて、思わず手が止まってしまうことも良くありますね。 私も、この機会にということで身の回りの整理や片づけをしていましたが、その中でやはり懐かしいスケッチなどが出てきました。 -
光を読む(日影のシミュレーション)
建物の形態制限の一つ、日影規制。トライ・アンド・エラーによる検討が必要ですが、日影規制をクリアするための有効な手法を紹介しています。また、日影規制のためだけではなく設計を進めていく上でのシミュレーションとして活用について紹介しています。 -
階段と吹抜が生み出すアクティビティとコミュニケーション
私たちが建築を設計する場面において、必要な諸室はもちろんその機能性や意匠性など十分満たすように設計を進めますが、設計する上で“肝”となる部分は多くの場合、諸室と諸室の間にある空間となります。 -
worksに「~使いながらのテナント保育園の拡張~ 駅前せいれんじ拡張計画」を追加しました。
駅前テナントビル内の保育園拡張計画。フロアの半分が既に保育園として使用されている中、フロア全体を一体の保育園として拡張。工事により保育園の稼働を中止しない計画としている。 -
活気あるまちの復活への願い
渋谷のスクランブル交差点。新型コロナウィルスの影響ですっかり人が疎らなようですが、通常であれば多くの人々が混ざり合う液体のように流れています。この様は世界的にも珍しい光景で人々を魅了し多くの観光客が訪れていますが、何が人々を魅了するのでしょうか? -
プロによる写真撮影
いよいよ完成引渡しを控えた保育園。写真は建築カメラマンにお願いして撮影いただきます。プロが撮る写真はやはりひと味もふた味も違います。 -
こだわりを理解してもらえるとき
今回、この製品を指定していましたが、現場からは使用したことがない。でも、出来上がった状況を見て職人さんたちが、「うん、確かにスッキリしていいね。」「出来上がるとこの製品を使いたい理由がわかるね。」と。 -
施工前、最終的な仕上材の色決め
設計図面には材料について仕様や種類などについて記載していますが、具体的な色や柄までは記載していません。施工する時期までに実際に使用する材料のサンプルを集め、それらを並べてトータルで検討し、材料の色や柄などを決めていきます。 -
311からの復興建築
2011年3月11日 14時46分過ぎ 私は老朽化などのため解体する予定の某省庁の施設で新しくつくる施設の設計のための現地調査中でした。突然、揺れが始まりあっという間に大きな揺れとなりました。老朽化のため移転するという施設のため耐震性も十分でない建物の中で、「ヤバいかも」と思って、慌てて階段を駆け下りて外に出たのを覚えています。