先日、引渡しを行ったPICTORUみたかクリニック。
こちらで使用される木製の車椅子。
大きな磁石であるMRI装置。MRI室内には一般の車椅子では立ち入りできません。
非磁性であるアルミを使用したものというのはあるのですが、これは一切金属を使用していない車椅子とのこと。
開発者曰く、「駆動部分も含めて金属を使用していないこと」にこだわりと特殊性があるのだとか。
金属を使用せず金属探知機に反応しないためJAL(日本航空)で使用されているとのこと。
PICTORUみたかクリニックにおいても、MRI室での事故を防ぐため金属探知機を使用するとのことでこの車椅子を購入したとのことでした。
自分で車輪を廻すことはできす補助者が押す必要があるのですが、その分タイヤが外側に張り出していないため通常の車椅子と同じ幅の座椅子でありながら全体の横幅が小さいため、通行はし易いようです。
この車椅子、なんと偶然にも広島市の会社(キョーワコーポレーション)がJALと共同開発したものなんですって。
柔らかいデザインが特徴の木製車椅子。子供たちも喜んで乗っていました。