現場監理 ~内装仕上完了・外構工事~

外部の仕上げが完了し、足場が解体されると建物周辺を含めた外構の工事が進みます。

建物周辺の外構工事が進む。手前のL型の壁は敷地境界線に建つブロック塀。建物と一体的なデザインとなるよう同色に仕上げている。内側は外部からは見通せない庭となっている。

内部は最後の仕上げに入っていきます。イメージ的には奥の部屋から順々に仕上がっていき、最後に人や物の搬入口となるエントランス廻りなどを仕上げていきます。衛生器具や照明器具なども取付されていよいよ完成に向かいます。

傷つきやすい部分などは建物引渡しまで傷つかないように養生をしながら、一方、設備の試験運転やクリーニングなどを行いながら工事は進み、最終的な確認・検査を行っていきます。

床・壁・天井も全て仕上がった状態。柱部分には養生をしている。

木摺り壁を利用した可動棚のマガジンラック。棚の自由なレイアウトで雑誌や小物、掲示物を設置できる

法的な検査(消防検査や完了検査)を受検し法的なお墨付きをもらい、施工者の自主検査、そして、設計事務所の検査を行い、最後に建築主立会いの下建築主検査を実施して、建物の引渡しに向かいます。


この記事を書いたのは