外装色決め検討

様々なカラーカードを使いながら塗装色を検討している。汎用性の高い日本塗装工業会のカラーカードの他、DICの日本の伝統色やグレイトーンカラーや日本ペイントのエクステリアカラーなどを使っている。

現場に入ると、具体的な材料の選定や色決めに入ります。設計図では材料の仕様やグレード、製品名などを記載していますが、実際に使用する材料は設計図をベースとして施工者よりサンプルを提出してもらった上で、決定していきます。

既製品を使用する場合は、色幅や質感は限定されてきますし、メーカーや製品によっても異なります。設計図に記載された仕様等をベースとして、設計者の希望と施工者の提案の間でコミュニケーションを取りながら建築主に提案の準備を行います。

先ずは第1回目の検討中ですが、まずは屋根及び外壁のカラーガルバリム鋼板の28色の中から7色とアルミサッシの5色の中から3色を候補として選定しています。外壁の塗装部分は調色した任意の色となるので、候補を選択していっています。
まだ色幅もかなり広い範囲から選択されていますが、今後、ガルバリウム鋼板とアルミサッシの候補のサンプルと見比べながら色幅を絞り、塗装サンプルをつくって、取捨選択し全体組合せとして2案程度(おすすめ案と対案)をつくる予定です。


この記事を書いたのは