春より大学での非常勤講師での授業担当が3年目となります。昨年度までは2年生後期「集合住宅」の設計課題を受け持っていましたが、今年度は3年生前期「大学施設」の設計課題も担当となりました。昨日、全体講評会が開催され、選抜された二十数作品についてプレゼンテーションと諸先生方からの講評・批評が行われました。
卒業設計を除き最後の設計課題となる今回。力作揃いの中から投票が行われ最優秀賞や各先生個人賞などが選ばれました。
私が担当したグループからはプレゼンテーションに3名が参加しました。残念ながら優秀賞にあと一歩届かず4位というのが最高位でしたが、よく頑張ったと思います。3名全員に票も入り2名に先生個人賞もいただけてホッとしています。
また、ここで発表できた3名以外もグループには甲乙つけがたく、皆さんに見て頂きたかったと思う案がいくつもありました。
毎週の授業でのエスキースチェックにおいて、学生と話をするのはとても刺激になり楽しい時間ですが、一方で、理解すること、教えること、伝えること、どれも本当に難しいと感じます。
建築学科等の設計演習はとても独特な実習で、とても大きなエネルギーが必要です。そのエネルギーをもって取り組んだものが、各々にとってプラスとなるよう取り組んでもらいたいと思います。