PICTORUみたかクリニック

高度な画像診断をより気軽に、そしてより迅速で的確な医療を提供する
まちのクリニック「PICTORUみたかクリニック」
画像のピクセルをモチーフに内装、サイン、カーテンなどのデザインをまとめ
機能的で快適性の高い内装デザインを目指しました。

MRIは総合病院などのみに設置され、敷居が高いものとなっている。それらの高度な画像診断を気軽に受診・迅速で的確な診断を提供することができる整形外科クリニック。
重量の大きく磁気・騒音・光などの遮蔽が必要なMRIを既存建物の1階テナントとして内装改修を行った。

□課題

①2つ目のPICTORUとしての内装デザイン②ブランディングを強化する共通言語によるデザイン③既存建物内のテナント工事としての様々な制約

⇒⇒⇒ 建築としての解

内部を良好な空気環境とすることを目的とし、待合空間には吸湿・消臭性能を持つ自然素材の塗り壁を採用しています。
人に加え、車いすやストレッチャーなどの移動も多いクリニックの待合空間において、それらの衝突に対する保護のためにストレッチャーガードやコーナーガードとして機能性を持たせた丸形のモザイクタイルを施しています。

待合スペースをみる。 腰壁部・壁の出隅部にモザイクタイルが集まり、ストレッチャーガード・コーナーガードの役割を果たしている。

これはPICTORUのブランディングイメージである「ピクセル」をモチーフとしたドッドデザインであり、強度を必要とする部分(壁の出隅や腰壁部)にドッドが集まり、塗り壁が自然に有機的に硬化している様をイメージしています。

合わせてサイン表示も活用し、全体として統合化された機能的で快適性の高いデザインとなっています。

サインデザインはPICTORUのブランディングデザインを行っている「株式会社 kenma」によるもの。
内装デザインとサインデザインの一体的なデザインを目指し、コラボレーションを行っています。

当院のサインに求められる機能「待合からの視認性」「サインから室への誘導性」を実現させるため、

・待合から各室の位置を一度に確認できるように突出しサイン
・突出しサインを見た人が適切にその室へと至れるような誘導ライン

を設置しています。

 
いずれも、内装壁面に採用されたモザイクタイルを用いて、あたかも壁からタイルが飛び出してきたような突出しサイン、壁面モザイクタイルの一部がそのまま誘導ラインとなるような表現にチャレンジしています。

テキスタイルデザインは「株式会社 布」によるもの。

内装デザインと同様にPICOTORUのブランディングデザインをベースに、より柔らかいデザインとなっています。

内装テナント工事として、外部に建物としてのファサードを構築することができない条件のもとクリニックを特徴づけるファサードとして、近隣の方々や来院される方々に対してのランドマークとなります。

 

また、上階には高齢者住宅となっており採光は道路側の既存窓からのみとなる中、既存の窓からの光をカーテンを通して、ステンドグラスのように豊かな色の光として取り込み、院内を包み込んでいます。

PICTORUのブランディングイメージである「ピクセル」を基本単位としたデザインソースと、規則的なサッシから着想を得て制作した。長さ5.5m×2枚の横長の窓面に二重に仕立てたテキスタイルによって、72グリッド・16通りの色を表現した。それは季節・時間による光の変化でさらに幾通りにも色のパターンが現れることとなる。

MRI設置のための天井高さやMRIの搬入経路の確保のため、MRI室の設置が決まってしまう中でのプランニングとなりました。
要求される室に対して決して広くないテナントスペースですが、MRI室・四肢用MRI室・X線室を前室を含めてコンパクトにまとめ、操作室での技師の動きを最小限に抑えています。

また、窓の確保できる道路側に診察室・処置室・事務室を連続して配置し、落ち着きある待合スペースを中心とした使いやすいプランニングとしています。

プランニングの考え方

MRI室
シールドのため閉鎖的になってしまうが、疑似的な窓を設置して閉塞感を緩和している。

連続する診察室と処置室

テナント工事ながらもあらゆる人が使いやすいよう十分な広さの多目的トイレ。

X線照射室

四肢用MRI室


用途   :診療所

種別   :内装デザイン

面積   :375㎡

URL  :https://mitaka.edaclinic.jp/

設計協働 :サイン計画 株式会社 kenma

     :テキスタイル計画 株式会社 布

施工   :株式会社 エムズ

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