幹線道路に隣接する都市部の警察署。複雑な警察機能を満たしながら全体として街並みに相応しい華美ではない端正で開かれた印象のデザインとなっている。ダブルスキンカーテンウォールの煙突効果によって幹線道路の騒音の影響が小さい自然換気を実現している。
□要望
①警察署としての機能を最優先/②上階に単身寮を配置
□課題
①様々な動線計画と相応しい階構成/②公共施設としての環境配慮/③警察署のイメージUP/④高低差のある変形敷地と厳しい日影規制への対応
①.階高が異なる階をルーバーとカーテンウォールでデザインを統一
②.大通りの騒音を感じさせないダブルスキンカーテンウォールによる自然換気
③.センターコア形式の三角形平面と階段状のヴォリューム配置
用途 :警察署、寮
規模 :地上9階、地下3階
構造 :鉄骨造
延床面積 :17,500㎡