工事監理 ~外壁検査→足場解体~

建物の新築時において、外壁を工事するためにほとんどの場合は外壁外周に足場を組んで、作業床を確保しながら工事を行います。外壁の工事がすべて完了したタイミングで足場を解体し、その後、外構工事など足場が立っていた部分の工事を進めて工事完成に向かいます。
足場解体の予定がずれてしまうとその後の工事に影響が出るため予定通り解体したいところでですが、一方、足場を解体してしまうと、外壁廻りは工事ができなくなってしまいます。
その為、足場解体前に足場を廻って外壁廻りを確認する「外壁検査」を行い、不具合がある場合などは不具合を是正した後に足場を解体します。

それまで足場に囲まれて見えていなかった建物も、足場を解体すると突然その姿を現します。
検査で近くは確認するものの全体を捉えるのは初めてとなりますので、足場が解体された後の現場はいつもドキドキです。

現在工事進行中の木造平屋のクリニックでも、その姿を現しました。
完成まであと1ヶ月となりましたので、いよいよラストスパートです。