透明性を追求するガラススクリーン
![透明なショーケースのような商業ビル](https://stado.jp/wp-content/uploads/2020/07/PWSQ2_facade.jpg)
内部の商品を展示するショーケースとするため、透明性を追求した商業ビル。
道路面からの立ち上がりを最小限として、ガラススクリーン下端を傾斜する前面道路に合わせている。
![](https://stado.jp/wp-content/uploads/2020/07/PWSQ_SSW-scaled.jpg)
![](https://stado.jp/wp-content/uploads/2020/07/PWSQ_detail-scaled.jpg)
![](https://stado.jp/wp-content/uploads/2020/07/PWSQ2_04.jpg)
![](https://stado.jp/wp-content/uploads/2020/07/PWSQ_SSW_section-scaled.jpg)
ガラススクリーンは2階床から吊り下げられたガラスリブに取り付けられたMPG金物と床面によって支持されている。
![](https://stado.jp/wp-content/uploads/2020/07/detail1.jpg)
前面道路から高さ約2.7mまではガラスリブのない1枚のガラスのみとして、道路から内部への視線を阻害しないよう配慮している。
![](https://stado.jp/wp-content/uploads/2020/07/PWSQ_SSW_corner-scaled.jpg)
![](https://stado.jp/wp-content/uploads/2020/07/PWSQ2_020.jpg)
![](https://stado.jp/wp-content/uploads/2020/07/detail2.jpg)
![](https://stado.jp/wp-content/uploads/2020/07/PWSQ_section_2-scaled.jpg)
![](https://stado.jp/wp-content/uploads/2020/07/PWSQ_SSW_section_detail-scaled.jpg)
地震による水平力に対してはガラスリブをスチール丸鋼で繋ぎ対抗する仕組みとなっている。2階床スラブとガラス面は耐火シールのみで取り合っており、1階と2階を合わせた大きなガラスショーケースとなるようにデザインされている。
鏡面ステンレス門型とガラスボックスによる風除室
![](https://stado.jp/wp-content/uploads/2020/07/PWSQ_SSW_section_SSD-scaled.jpg)
店内の入口は自立した門型を形成し、自動ドアなどを支持している。鏡面のステンレスによって反射で周囲に溶け込んでいる。
![](https://stado.jp/wp-content/uploads/2020/07/PWSQ2_21.jpg)
![](https://stado.jp/wp-content/uploads/2020/07/PWSQ_SSD_section-scaled.jpg)
![](https://stado.jp/wp-content/uploads/2020/07/detail3.jpg)
また、隣地境界線から1階では3m、5階では5mの範囲までは延焼の恐れがある範囲であり、防火設備として網入りガラスを設置することが常であるが、透明性を確保のため、ドレンチャー設備によってそれに代えており、全面に網のない透明なガラスを設置している。
![](https://stado.jp/wp-content/uploads/2020/07/PWSQ2_08.jpg)
この記事を書いたのは
![](https://stado.jp/wp-content/uploads/2022/04/リンクバナー_new-1-2000x479.jpg)