地域の材をリサイクルしたオリジナル床材

地域の材を活かしたリサイクル材

少し前、廃棄すべき食材を転売して利益を得ていた業者が世間を騒がせましたが
こちらは廃棄する予定の石州瓦を再利用したテラゾタイル(擬石)。
島根県に竣工したクリニックのために製作したオリジナルの床材です。

地域の材を活かしたものが使えないかと考え、石州瓦メーカーが廃瓦の再利用を模索することに目を付けて、テラゾタイルの種石に使うことを提案し実現しました。
強度と平滑性は非常に高い製品で、石州瓦の茶とコンクリートのグレーなどが混ざり合わせた柔らかい色味を狙っています。また、外部は表面をブラスト加工し滑りにくい仕様としています。

テラゾタイルの製作メーカーが近郊で見つけられず、輸送コストがかかり結果的に石以上の単価になりましたが、一般タイル以上石以下となれば、製品化も可能だと思います。

製品化すればよいなと思います。

今回提案を受け入れ、協力いただいた石州瓦メーカーは㈱丸惣さん
https://www.kawara.co.jp/


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