黄金町バザール 2016 空間デザインコンペ

横浜市中区にある黄金町。
かつては売春・麻薬街として悪名高い街だったのですが、若手アーティストをまちに呼び込み、地域住民とコラボレーションをすることでアートによってまちの再生を試みています。
その取り組みの一環として行われている『黄金町バザール2016』では、元違法風俗店舗を地区で活動するアーティストやクリエーターが制作を行うことができるアトリエスペースへリノベーションする作品提案が募集されました。(次点入賞)
□課題

①隣り合う3軒の中から1軒分のプランを作成(リノベーションの範囲は幅:1間(約1.8m)×奥行:3間(約5.5m)の2層分(1Fと2F))②工事費:7万円/㎡を上限

⇒⇒⇒ 建築としての解

「つくりながら育てる、育てながらつくる」

パース

外観パース(夜景)

①屋根を取り、壁を取る

屋根を取り壁を取る。そこは光と風と雨の恵みが享受できる外の環境の創作スペース。アーティストに必要な植物や生き物を育てアートを創り、そしてそのアートをまた育てる。そんな屋上はいつもまちに潤いや発見をもたらす。

②床は減らさず最大限活用する

床面積は1Fが3坪、2Fを合わせても6坪。床を減らさず最大限活用。

③限られた予算の中で改修範囲を限定する

床を撤去せず屋上部分以外は原則間取りを変更せず、既存の階段・UBは再利用。

改修平面

改修断面

「つくりながら育てる、育てながらつくる」

これは(アーティストを)育てながら(まちを)つくる、(まちを)つくりながら(アーティストを)育てる黄金町の取り組みをそのまま表している。